最適化
AWS移行で最適化!
クラウド化するメリットと
移行のポイントを紹介
自社でサーバーやネットワーク機器を運用する「オンプレミス型」は自由度が高い一方、電気代やハードウェア維持費、障害・セキュリティ対応など運用面での負荷が重くなりがちです。
近年は「クラウド」への移行を検討する企業が急増していますが、いざ移行しようと思っても「何から始めれば?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、代表的なクラウドサービスである「AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)」の特徴や、クラウド化のメリット、そして実際にAWSへ移行する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
AWSとは
AWS(Amazon Web Services)は、Amazonが提供する世界最大級のクラウドサービスです。
必要なときに必要な分だけ使える柔軟さが特徴で、サーバー・AI・データ分析など200以上のサービスを提供しており、コスト最適化・高可用性・セキュリティにも優れています。
AWS移行で得られるメリット
オンプレミスからAWSに切り替えることで得られるメリットは、「柔軟性」「拡張性」「可用性」「自動化」など、クラウド特有の利点がたくさんあります。
AWSのメリットについて以下に詳しく解説します。
- 1. 柔軟なスケーラビリティ
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システムの成長や変化に応じて、リソースを簡単に追加・縮小できます。
オートスケーリング機能によりアクセス増にも自動で対応でき、将来的な拡張もスムーズです。 - 2. 高い可用性と障害対策
- 障害時も自動切り替えや復旧が可能で、安定運用を実現します。
- 3. データ保護・バックアップの自動化
- スナップショットや自動バックアップ、異なる地域間でデータを複製するクロスリージョンレプリケーションで、障害発生時も迅速にデータ復旧ができます。
- 4. コスト最適化(使った分だけ支払う)
- 利用時間の最適化や割引プランでコストを抑制できます。
- 5. 万全のセキュリティ体制
- IAMやVPC、WAF、GuardDutyなどの豊富なセキュリティ対策で、企業・組織レベルでのセキュリティ要件にも対応可能です。
AWS移行の手順
オンプレミスからAWSへの移行は、日々の運用業務への影響を最小限に抑えながら、安全かつ効率的に進めることが重要です。AWSへの移行を検討後、実際にAWSに移行するまでスムーズに進められる手順を段階的に説明します。
STEP1
AWS移行の目的を明確にする
現状で抱えている課題と、「AWSに移行することで何を改善したいか」を整理しましょう。
STEP2
現在のシステム構成を棚卸しする
サーバーの台数、OSの種類、使用中のアプリケーション、ネットワーク構成、ライセンス情報などを把握します。
STEP3
AWSでの構成を設計する
構成を考える上で特に重要な信頼性・セキュリティ・コストを意識し、設計をおこないます。
STEP4
適切な移行方式(7R)を選択する
AWSでは、Refactor, Rehost, Retireのような「7R」と呼ばれる7つの移行方式があります。
現在使っているシステムやAWSに移行したい範囲と照らし合わせて、最適なAWSへの移行方式を選択しましょう。
STEP5
AWS移行にかかる費用をシミュレーションする
AWSの料金体系は従量課金制のため、事前の試算が重要です。
オンプレミスとAWSを比較し、AWS移行後の費用感を把握しておきましょう。
STEP6
AWS移行後の運用体制を整備する
AWS移行後の運用マニュアルの整備、監視・アラート体制の構築、障害対応フローの明文化、担当範囲・権限の明確化などを進めておきましょう。
STEP7
テスト移行 → 本番移行
AWS上にテスト環境を構築し、実際にアプリケーションが動作するかを検証します。
パフォーマンス、セキュリティ、互換性などをチェックし、問題がなければAWSの本番移行をおこないます。
クラウド(AWS)移行で失敗しないための3つのポイント
クラウド(AWS)に移行する際には、技術面の準備だけでなく、運用体制・コスト管理・セキュリティ対策など、クラウド移行後の運用までを見据えた設計が重要です。
ここでは、クラウド(AWS)移行時に特に注意しておきたい3つのポイントをご紹介します。
- POINT1 オンプレミスとクラウドの違いを理解する
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業種・要件によってはオンプレミスが適している場合もあります。
「クラウド化が目的化していないか?」を今一度確認し、「本当にクラウドに移行すべきか?」を冷静に判断しましょう。 - POINT2 初期設計を入念におこなう(後戻りを防ぐ)
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最初の設計が今後の運用を左右します。
時間をかけて初期設計をおこなってからAWSに移行することをおすすめします。 - POINT3 継続的なコスト管理を意識する
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従量課金制は柔軟な反面、気づかぬうちに費用が増えてしまうこともあります。
運用開始後も使っていないリソースの削除や定期的な見直しで無駄を防止しましょう。
イーツー・インフォの支援内容
イーツー・インフォでは、AWSのご利用相談から、AWS導入から設計、構築、運用支援までワンストップで対応可能です。
「今の構成でクラウド化できる?」「保守をもっと楽にしたい」など、どんなお悩みでも構いません。
他社で構築済みの環境の見直しや、将来的な内製化の支援もお手伝いします。豊富な実績とノウハウで、貴社に最適なAWS活用をご提案いたします。
AWS移行にかかる時間や費用は?
サイト規模にもよりますが、費用は数十万円~、移行までに要する期間は数ヶ月程度を目安とするケースが多いです。

AWS移行に関するお問い合わせはこちら
AWSをはじめとしたクラウドへの移行は、正しく設計・運用することで大きな効果を発揮します。
AWS移行後の技術支援、アプリケーション開発、運用・監視、セキュリティ対応など、AWSのご利用に関するあらゆるご相談にお応えします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
AWS移行情報
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2025.07.07 AWS移行で最適化!クラウド化するメリットと移行のポイントを紹介
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